第7回目は、『福祉』について講義を行います。心理カウンセラーは単に心理療法を行うことだけが仕事ということではなく、福祉的な支援を必要とするクライエントに対しては、具体的、かつ現実的な対応や介入が必要になることがあります。現在は、法制度の改正に伴い、福祉の支援を受けながらカウンセリングを利用している方が増えてきております。その際、心理カウンセラーも福祉の分野における専門用語やその意味について、ある程度は理解していないと適切な心理支援が行えなくなってしまいます。今回の講座では、その福祉の対象者に対する基本的知識や、心理支援を行う上で必要なこと等について講義を行っております。1.福祉系の資格 2.児童 3.障害児・障害者(含、精神障害、発達障害) 4.高齢者 と4つのカテゴリーで説明しております。各カテゴリーの定義等についても説明しておりますので、法律用語が沢山登場しますが、心理カウンセリングの中でよく登場する福祉の知識がこの講座の中にほぼ収まっています。当人だけではなく、児童、障害児(者)、高齢者に関わる家族や近親者が来談されることも急増している昨今、実際のカウンセリングに役立つ知識が満載になっておりますので、是非自身の勉強に役立てて頂きたいと思います。